シーバス釣りで使用するショックリーダーの太さはどうやって決めるのでしょうか?
この記事ではシーバス釣りのショックリーダーの太さの選択方法を紹介していきます。
\筆者が使用しているリーダーはこれ!/
筆者がシーバス釣りで使用しているショックリーダーは、ヤマトヨテグスさんのショックリーダーです。0.6号/2lb〜22号/80lbまで強度が選択できて、値段も300円台から購入できるので、低コストで自分の釣りのスタイルに合った強度のリーダーを見つけることができます。
リーダーの太さでシーバスの釣果に差は出る?
リーダーを太くするとシーバスの釣果に差が出るのでしょうか?
個人的にショックリーダーの太さでシーバスの釣果に差はないと思っています。
リーダーが太いからシーバスが釣れないということはないと思っていますが、ルアーによってアクションが変わってくるという面では釣果に差が出る可能性があります。
太いリーダーを使うとルアーの動きが大人しくなって、細いリーダーを使うとキビキビとルアーが動く印象です。バチ抜けの時に使うような表層を泳ぐルアーで太いリーダーを使用すると、ラインも含めてルアーだと捉えられて釣れないことがあるようです。
個人的にシーバスが釣れない時にリーダーを細くしたり、スナップを小さくするのは釣るための対策からズレているような気がしています…。
筆者は4ヶ月間もシーバスが釣れない時期がありましたが、その時もリーダーを細くしたり、スナップを小さくしたりして、どうにか1本出そうとしたことがありますが間違いだったと思っています。
シーバス釣りにおいてショックリーダーの太さを決める時は、いつも行くポイントや好きなルアーの動きなどを見てご自身が使いやすい号数に設定しましょう。
シーバス釣りのリーダーの太さの決め方
シーバス釣りのリーダーの太さはどうやって決めればいいのでしょうか?
シーバス釣りのリーダーの太さは以下のような選択方法があります。
- 平均的な太さのリーダーを使ってみる
- peラインの太さに合わせて組み合わせる
- 根ズレしても切れない太さにしてみる
- 小さいルアーが動く太さに合わせてみる
シーバス釣りのリーダーの太さの決め方について解説していきます。
平均的な太さのリーダーを使ってみる
冒頭でも紹介したように、リーダーは太くするとルアーの動きが大人しくなって、細くするとキビキビと動くようになります。
シーバス釣りにおいてスタンダードなサイズ(10〜12cm)のルアーを扱う時は、peの太さにもよりますが16lbのリーダーが基本的な太さだと個人的に思っています。
16lbのリーダーであれば、多少の根ズレであればラインブレイクすることなくシーバスを釣ることができます。また、7cmぐらいのルアーであれば動きを損なわない太さでもあります。
ただし、7cm以下のルアーを扱う際は、全く動かない棒の状態になる可能性があるので注意が必要です。7cm以下のシーバスルアーも扱う時は、12lb以下のショックリーダーを使用しています。
peラインの太さに合わせて組み合わせる
シーバスのリーダーはpeラインの号数に合わせて組み合わせるという方法があります。
使用しているpeラインの強度が18lbだった場合、20lbのリーダーを使うという選択方法です。
リーダーの強度(lb)をpeラインよりもワンランク強い設定にすることで、根掛かりした時にリーダーが残ったまま帰ってくるので、ノットを組み直す時間を短縮することができるんです。
根掛かりが多発するようなポイントでシーバスを狙う場合は、peラインよりもワンランク強い強度(lb)でノット組むことで釣行時間を増やすことができます。
ただし、peラインの強度は「MAX表記」と「AVE表記」があるので注意が必要です。「MAX表記」は数回のテストで耐えた最大の強度のことで、「AVE表記」は数回のテストで耐えた強度の平均値を記載しているラインのことです。
シーバスのショックリーダーの決め方には、peラインの強度(lb)の太さに合わせて決めるという方法があるのは覚えておいてくださいね。
根ズレしても切れない太さで決める
シーバス釣りのリーダーは根ズレしても切れない太さで決めるというのがあります。
シーバス釣りでは橋脚から引き剥がしたり、牡蠣瀬に擦ったりしないように強引なファイトが必要になる時があります。他にも、テトラ帯で釣り上げた時に、手前で根に潜られないようなファイトをする必要もあるんです。
橋脚から引き剥がしたり、牡蠣瀬に擦ったりしないようにする強引なファイトをしても、ラインブレイクしない太さのリーダーが必要なポイントも中にはあります。
または硬いフロロカーボンを使用することで、同じ太さのリーダーを使用しても多少は根ズレに強くなる傾向にあるようです。根ズレが多発するようなポイントでは、硬めに作られているシーガーさんのグランドマックスを使用することがあります。
シーガーさんのグランドマックスは硬いフロロカーボンラインなので、根ズレに強く設計されています。ただし、ラインが硬いことでノットが組みにくいので、ここぞという時に使用します。
ルアーが動く太さに合わせる
冒頭でも紹介したように、ショックリーダーを太くするとルアーの動きは大人しくなり、細くするとキビキビと動くようになります。
ハクやアミなどのマイクロベイトパターンでベイトサイズに合わせてルアーを使いたい場合は、リーダーを細くしたほうがルアーが持つ本来の動きを発揮できることがあります。
小さいルアーで太いリーダーを使うとラインが水を受けてしまうので、想定するレンジよりも浮き上がってしまって動かないことがあるんです。他にも、手元に引き抵抗が伝わりにくいので、本当にルアーが動いているのか不安になることもあります。
ただし、小さいルアーで太いリーダーを使うと「全く釣れない」ということはないのも事実です。
筆者は9cmしかないルアーに30lbのリーダーを組み合わせて、釣果を出したことがあります。ルアーが浮き上がりやすいので決して使いやすくはなかったですが、従来より太くても釣果を出すことは不可能ではありません。
シーバスがハクやアミなどの小さいベイトを捕食している時のルアーサイズに合わせる時は、12lb以下のリーダーを使用するほうが手元に情報が伝わってきやすいのでおすすめです。ただし、「リーダーの太さを決める時に注意点」でも紹介していますが、peラインの太さには注意が必要です。
シーバス釣りのリーダーの太さを決める時の注意点
シーバス釣りのリーダーを決める時の注意点は以下になります。
- peラインに対してリーダーが細いとエアノットになりやすくなる
リーダーの太さを決める時に注意点について解説していきます。
peラインに対してリーダーが細いとエアノットになりやすくなる
シーバス釣りのリーダーを決める時の注意点として「peラインに対してリーダーが細いとエアノットになりやすくなる」というのがあります。
マイクロベイトパターン時に7cm以下のルアーを使用するため、pe1.5号に対して12lbのリーダーを結束したことでエアノットが多発したことがあります。
上記のように、太いpeラインに対して細すぎるリーダーを使用すると、上手くラインが放出されなくてエアノットが多発することがあるんです。他にも、小さいルアーを使用したことでラインにテンションがかからなくて、ラインローラーにかからずに巻いてしまったことも何度かありました...。
エアノットが多発してラインが無くなったので、0.8号のpeラインを巻いて12lbのリーダーを結束したらエアノットが減少したので、peラインが太かったのが原因だと思われます。
ざっくりとした数値になりますが、Peラインの号数に対して以下のリーダーの太さを選択すると、エアノットが減少すると考えています。
PEライン(号数) | リーダー(lb) |
0.8号 | 12〜20lb |
1号 | 16〜24lb |
1.2号 | 16〜30lb |
1.5号 | 20〜40lb |
MLクラス以下の柔らかいロッドを使用すれば、細いリーダーで小さいルアーを使用しても上手くテンションがかけられるので、上記の数値より細くてもエアノットが起こりにくい可能性があります。
シーバス釣りのリーダーの太さを決める時はエアノットが多発しないように、peラインに対して細すぎないリーダーを選択するようにしましょう。
シーバス釣りのリーダーの太さの決め方まとめ
シーバス釣りのリーダーの太さの決め方をまとめると以下になります。
- 平均的な太さのリーダーを使ってみる
- peラインの太さに合わせて組み合わせる
- 根ズレしても切れない太さにしてみる
- 小さいルアーが動く太さに合わせてみる
シーバスは7cm以下のルアーを使ったり、30cm以上のジャイアントベイトを使ったりすることもある釣りです。いつも釣りに行くポイントや使用するルアーによって最適なリーダーの太さ(lb)は異なるので、ご自身の釣りスタイルに合ったリーダーの太さを見つけるところから始めてみてくださいね。
\筆者が使用しているリーダーはこれ!/
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